バイオの力による生ゴミ処理機「マジックバイオくん」は、自然界に生息している微生物の力を利用して発酵・分解させることで、有機物を水と炭酸ガスに変えるシステムです。
ゴミの量が大幅に減容される。環境にやさしい。そして人体にもやさしい。クリーンな企業環境創造に適したニュータイプの生ゴミ処理システムです。
開発・製造元
株式会社テックコーポレーション
おすすめポイント
バイオの力で生ゴミを大幅に減量
バイオの力で生ゴミを分解し減量することができます。
攪拌時に生ゴミを細かく粉砕
粉砕性能を持ち合わせた攪拌機構が、生ゴミをおよそ1時間内に細かく練りつぶします。
迅速かつ理想的な発酵分解に不可欠な高い破砕性能を、攪拌機構が備えています。
(特許第3041620号)
脱臭能力を強化
自社のバイオ菌体(バイオテックシリーズ)は、有機物を分解するときに生成される悪臭のもととなるメタンやアンモニア、有機酸などの生成を最小限に抑えます。
その上、脱臭装置を標準装備しておりますので、気になる臭いを出しません。
清潔な環境づくり
生ゴミをすぐに処理できるので、いつも清潔な環境を保てます。
楽しいデザインで明るい環境
お客様のご要望により装置にオリジナルデザインを施します。イヤなイメージのつきまとう生ゴミ処理も、デザイン効果で楽しい演出が可能です。
(別途料金となります。)
簡単な操作で作動し、その後は全て電気制御
生ゴミを投入してスイッチを押すだけ。あとはマジックバイオくんがすべて自動運転で処理を行います。
よくあるご質問
- 発酵分解ができる生ゴミの種類にはどんなものがありますか?
- 残飯、野菜、魚介類などの生活上排出される生ゴミはすべて分解されます。
ただし、骨などの無機質は細かく破砕粉砕されて見えなくはなりますが、処理槽内に蓄積されていきます。 - 生ゴミを発酵分解するというのはどういう意味ですか?
生ゴミで処理機の中がいっぱいになることはありませんか? - 発酵分解とは、有機物(生ゴミの主な成分)が発酵作用をもつバクテリアにより分解され水と炭酸ガスに変化することです。これは、バクテリアが有機物からカロリーと養分を得て、水と炭酸ガスを放出する生命活動を利用しているものです。
ただし、無機質(骨など)は発酵分解されません。攪拌によって細かく破砕されますので、形は見えなくなります。この処理機からの残渣の取り出しは数ヶ月に1度の頻度です。 - 生ゴミ投入量の規定を超えてしまった時は?
- 多少超えてしまうものは構いませんが、連日の超過投入は菌体の寿命を短くしてしまう恐れがあります。
- 生ゴミの水切りはどの程度必要ですか?
- カゴ、ザルなどで軽く水切りをする程度で十分です。水が滴り落ちない程度が最適です。
- 消耗品・菌体の交換など、メンテナンスが大変なのでは?
- 清掃、交換のサイクルは脱臭資材で平均1〜2ヶ月に約1回程度、菌体は年に1回ですので、お客様のほうで十分対応していただけます。
それでも大変・・・と思われるかたは当社にご相談ください。 - 菌体をより長持ちさせるためには?
- 基本的に偏った生ゴミの投入をしないことと、菌体の水分比率が菌体をより長持ちさせるポイントとなります。
理想的な水分比率は約30〜50%が理想とされています。これよりも水分が多い状態が続くと菌体の劣化が進んで交換時期が早くなることがあります。 - 臭いが心配ですが・・・
- 生ゴミの主な成分である有機物がバクテリアにより水と炭酸ガスに分解される過程では、メタンなどの悪臭のもととなる物質が生成されます。この分解過程がスムーズかつ迅速に最終段階まで行われると、悪臭のもととなる成分の生成は極力抑えられます。
当社の"マジックバイオくん"では、この有機物の処理を迅速かつ効率的に水と炭酸ガスに分解するように開発した菌体(バイオテックシリーズ)を使用して悪臭のもととなる物質の発生を抑えてあります。
これに加えて脱臭装置を標準装備していますので臭い対策は万全です。 - 処理槽内に虫が発生してしまうことは?
- "マジックバイオくん"は発酵分解が迅速に行われるため、虫の発生を誘発する菌体資材の変質・腐敗などが起こりません。
- "マジックバイオくん"で処理をした後のものは有機肥料になりますか?
- 有機物が主な成分である生ゴミを発酵分解処理した後の残渣は、有機肥料の原料になります。
ただし、処理物である生ゴミの内容・成分は一定ではないことから、その処理後の残渣には一定した品質が保証できません。このため、「通常、未加工の残渣は肥料として取り扱えない」という点にご注意下さい。